個人セッションで用いられるセラピーにご興味のある方のために
主なセラピー手法のひとつを紹介しています。

 

<フォーカシングとは>
 
フォーカシングとは
身体の感覚との対話により
心と身体の言いたいことを聞いてあげることで
普段自覚できている思いよりも
心の深い部分にある本当の思い(=潜在意識)にアクセスし
内側からの気づきを得て、
自分で自分の思いに寄り添いながら
感情のリリースができるケア方法です。
 
身体感覚を潜在意識の入り口とし、
自分の内側の深い部分につながるので、
これまで忘れてしまって気づかなかった幼少期の記憶や
その時に癒しを必要としている思いなども浮上しやすいです。

また、身体感覚を感じることに慣れてくると
自分自身とつながることによって
個人的には直感力が高まるケースも
多く見受けらると感じています。


また、フォーカシングは、
自己に対してはもちろんのこと、他者に対しても、
安心間と信頼関係がある空間を築きながら
批判、偏見、押し付けなく
理解と問題解決をサポートしていく
カウンセリングの基礎訓練としても役立つ手法だと思います。

シンプルな手法ですが、慣れていくとセルフケアとしても
一生使えるテクニックといえるでしょう。
 
 
※参考書籍
やさしいフォーカシング―自分でできるこころの処方 
(コスモライブラリー) 
アン・ワイザー コーネル (著)
Ann Weiser Cornell (原著) & 2 その他