個人セッションで用いられるセラピーにご興味のある方のために
主なセラピー手法のひとつを紹介しています。

 

<EFTとは>


EFTとはEmotional Freedom Tequniqueとは
感情解放テクニックのことをいいます。

EFTとは
米国心理学者であるロジャー•キャラハン博士が
1970年に感情的な苦痛を伴っている時は
心身のエネルギーシステムの混乱も生じている
ということを発見し
症状別に、ある特定の経絡(ツボ)を
タッピングしていくことで
身体に停滞していたネガティブな感情とエネルギーを
解放していくテクニックです。

アメリカでは、米兵のPTSDなどの
トラウマを癒す療法としても知られ
ストレス、緊張、不安、うつ、パニック発作、
依存的欲求の解消(煙草、薬、お酒、特定の食べ物等)
心身の様々な症状に対応します。
一度解放できた症状は戻ることがなく
また、セルフイメージの向上や
無理なくモチベーションを高めたい時など
ポジティブなことにも使えます。

 

EFTは即効性の効果を期待できる手法だと
言われておりますが
身体感覚に意識を向け
例えば、ストレスがある思いを身体で感じるとすれば
どこにどんな風に感じるかを感じてみて
(=フォーカシング)
これらの感情や感覚、質感、色、形などで
言葉に出しつつタッピングをしていくと
効果が更に高まります。
 
また、EFTのよいところは
カウンセリングでの思考の掘り下げが難しい場合や
痛みや傷となっている元の記憶や場面、感情を
自分でも忘れてしまっていたとしても、
経絡(ツボ)をタッピングで刺激していくうちに
これらがご本人の内側から無理なく浮上してくることも多く
ご本人にとっても腑に落ちやすく
自然な流れの中で解放に至ることができます。


シンプルな手法ですが
奥深く解放できるワークです。
慣れるとセルフケアとしても使用できる
セラピーテクニックのひとつです。
 
 
※参考書籍
◆EFTタッピングセラピー おとなが子どもにできること(春秋社) 
スーザン・J・ブーセン (著), ブレンダ (翻訳), 梶原隆之 (翻訳)